宇宙人発見?

『宇宙人発見!』

このニュースを、どのメディアが伝えたら信じますか?

1.NHK放送画面上部に「ニュース速報」として表示
2.朝日新聞の一面
3.東スポの一面
4.友人からのメール
5.週刊大衆の中吊り広告

全て信じる、という方は少ないと思います。
或いは「1」であっても信じない、という方もいるかもしれません。
近頃、情報の取り扱いについて考えさせられる出来事が多く、
危機感を感じています。

「グーグルアースか何かで見れば、どこに日本の艦船がいたか分かりますよ」

昨日の衆議院予算委員会での民主党の原口議員の発言。
この発言が今、ネット上を騒がせています。

中国海軍艦艇がレーダーを照射した海域を明示していなかった政府を攻める意図で、
「偵察衛星」と「グーグルアース」を混同したものと思われます。
「グーグルアース」によって閲覧できる衛星写真は、リアルタイムに中継されているものではありません。

橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化

これは、嘘です。
「虚構新聞」というフィクションのニュースサイトに掲載された記事で、
「虚構」というくらいですから、全くのフィクション。事実ではありません。
こういった情報を信じてしまったユーザーから、大阪市への抗議の電話が殺到しました。

よく知っている人が見ればユニークな冗談として受け取ることができますが、
「度が過ぎる」と批判する声も少なくありません。

情報の選び方

『お母さんが事故に遭って入院したよ。おじさんと一緒においで』
「こんなことを言われても、ついて行っちゃダメよ。」
昔ながらの情報教育です。

小さな頃から情報のシャワーを浴びるようにして育つ現代の子。
判断の目を育むためにも、大人である私たちが、しっかりと情報を見極める必要があると思います。
そして、情報から隔離して子どもを守るだけではなく、
一緒になって判断する経験を持たせてあげて欲しいと思います。

新しい時代の情報教育、一緒に考えていきましょう!

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