【大野将平ブログ】沖縄からきた親友の話

沖縄は石垣島から、大切な友人が遊びにきてくれました。

写真右、比屋根秀斗くんです。

大学の1年後輩にあたる彼とは、
私が所属していたダンスサークル「W+I&S」で出会いました。
関東の冬の寒さに怯えながら、江ノ島の海の色に驚きながら、
ヒップホップを踊り、自らの舞台表現の新しい形を模索する日々。
大学卒業後も、約半年に渡って私の家に居候するなど、
長く濃い付合いになった後輩です。

沖縄県うるま市に、勝連という地域があります。
そこが、秀斗くんの生まれ故郷。
米軍基地移設問題の折、その地名を耳にした方も多いのではないでしょうか。
その勝連という小さな町に、世界遺産「勝連城」があります。

那覇の首里城、大きな今帰仁城と比べると、やや味気ない城ですが、
歴史上の勝連城の王「阿麻和利」を、地元の中高生が歌と踊りで伝える舞台「肝高の阿麻和利」は、
どなたも一度、見てみる価値があります!



2010年の夏「バイクで沖縄まで行く」という旅をした私。
秀斗くんが中高生だったころ、主役「阿麻和利」の役を演じていたということで、
目的地の沖縄で、初めて「肝高の阿麻和利」の稽古を拝見しました。
中高生の真剣な眼差しと、身体中から湧き出る踊りと歌のエネルギーに、
心が熱くなったことをよく覚えています。

公立中学校で、ダンスが必修になったという話題がメディアを盛り上げました。

大学の4年間とそれ以後も含め、約8年に渡って”ダンス”と関わってきた私ですが、
(妻ともダンスを通じて知り合いました)
ダンスを通じて学ぶべきことの多くが、この阿麻和利の舞台に含まれていると思います。

・言葉ではなく身体で表現すること
・仲間と協調しなければ完成しない”作品”の作り方
・技術/基礎の重要性と、しかしそれらに捕われないことの面白さ

せっかく必修にするからには、有意義なものになると良いですね!

学校の先生方、ぜひ”ダンサー”の活動を知ってください!
ダンサーの皆様、仕事としてダンスができる糸口を大切にしてください!

大野将平も、勉強し発信します!

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